井岡 弘樹(いおか ひろき)
井岡弘樹ボクシングジム 代表
第2代日本ミニマム級王者
元WBC世界ミニマム級王者
元WBA世界ライトフライ級王者
13歳でグリーンツダジムに入門してボクシングを始める。すぐに津田博明会長に才能を認められて名トレーナー、エディ・タウンゼント氏の指導を受けるようになる。中学卒業後、エディ氏と一緒にジムに住み込んで練習に励み、17歳でプロライセンスを取得。
1986年1月にミニマム級の記念すべき第1戦でプロデビューし、1987年7月には18歳6ヶ月の史上最年少で日本王座を獲得。同年10月には初代WBC世界ストロー級王座決定戦に挑戦、判定で勝利し世界王者に輝いた。デビュー9戦目での世界王座獲得は具志堅用高に並ぶ当時の日本最短記録で、18歳9ヶ月での世界王者はファイティング原田を上回る国内最年少記録で現在も破られていない。同タイトルは2度防衛している。初防衛戦の翌日に恩師・エディ氏が死去、6人の世界王者を育てたエディ氏の最後の愛弟子となった。
1991年にはWBA世界ライトフライ級王座に挑戦、当時無敗で17連続防衛中の王者・柳明佑を破り、日本人3人目の2階級制覇を達成。同タイトルは2度の防衛。
1998年に現役を引退。現在は井岡ボクシングジムを経営。2011年2月には甥の井岡一翔が日本最短記録となるデビュー7戦目でWBC世界ミニマム級王座を獲得に貢献する。
講演家、著者としても活動。2013年に「井岡式 腹割りダイエット」を出版。
講演では、世界チャンピオンになるまでの道のりを語り、講演を聞いた人々から感動の声を多数受け取っている。